顎関節脱臼の患者さん

家族から母親の顎が外れたので戻し方を教えて欲しいとの電話
患者さん自身は認知症が入った年配の寝たきりの女性
素人では無理ですよ 直ぐに往診に伺いますと言って暑いさなか自転車で患家に。
明らかに両側の顎関節が脱臼している。急いで整復 弾性包帯で開口制限


所見は以下に示す
大きく口をあけた後、自力で口を閉じることができなくなった状態で、脱臼した顎関節の痛み、流涎(りゅうぜん)(よだれ)が認められ。両側の顎関節部(耳の前方部)が陥没しました患者さん
直ぐに整復せずに慢性化してしまうと陳旧性顎関節脱臼となり、元の位置に整復することは極めて困難に。また、短期間に整復と再脱臼を繰り返すような病態を習慣性顎関節脱臼と呼びます。

また数日後顎が外れた非常に痛がっているとの電話 ではまた伺いましょうと言うと
一刻も早く連れて来ますとの事
この夏の外気温37度程のところ車椅子に乗せて来院 即整復にて痛みにより引きつっていた顔も穏やかに この炎天下自分で治療に行きたいと意思表示したとの事であった。